ユニコーン時代からレコーディングでお世話になっていたエンジニアの宮島哲博(独身)さんがHit&Runの所属になりました。奥田君やPuffyを初め、GRAPEVINEなど数多くのレコーディングに携わっている宮島さんに音に関する質問をお待ちしています。
「デモテープを録りたいのだがコツは?」「○○のあの曲はどうやって録音したの?」「家のオーディオの音を何とかしたい!」など、簡単な問題からマニアックな問題まで何でもOK!これは教えてあげなくてはっ!というものをお答えしていただきます。質問の内容、お名前を入れたメールをこちらまでお送り下さい。同時に宮ちゃんの合コン相手も募集します。簡単なプロフィールと写真を送って下さい。(メールで!)
※宮ちゃんの写真が見たい方は「デジカメ隊が行く!」のPuffy香港ライブの中にありますので
そちら
をどうぞ
BON さん
こんにちは。初めてメールを送りました。 初歩的な質問で悪いんですけど、「デッドな音」って何ですか? あんまり良い音ではないというのは、なんとなくわかるけど・・・・・。
デッド[DEAD]と呼ばれるのは、音響状態を表すもので残響(響き)が少ない時に 使われます。反対語としてはライブ[LIVE]と言うことになります。 解かりやすいたとえで言うと、障子やふすま、畳などで囲まれた日本の和室は デッドの典型だし、タイルの浴室や教会などはライブと言えるでしょう。
ただデッドな音=良い音ではない、と考えるのは性急だと思います。悪い音でも かっこよければそれは良い音と呼べるでしょう。
ものすごく真面目に答えてしまった!失礼しやす。
たあしぃさん
宮島さんへご質問です。
私、家でギター弾いてうたってラジカセで録っているんです。でもなんかもうちょっと凝った録音してみたいなんておもってます。 初心者におすすめな録音機材ってなんでしょう?
はいはいお答えいたしましょうね。
1.ちょっと凝った録音の場合
今使っているラジカセにマイク入力が付いていたら、マイクをグレード・アップしてみましょう。電気屋さん(ディスカウントショップでもいいよ)等でステレオマイクを買って使ってみるのはどうでしょう?(\10,000以下で売っているので十分)そして自分の声とギターとのバランスが良いポジションを見つけて録音してみてください。
[ここでは新しいマイクを1つ使います]
2.もうちょっと凝った録音の場合
次のステップとしてはMIXER(4チャンネルくらいの安いやつ)を使いVocalとGuitarを2本のマイクで拾いそれをラジカセに録音する。(Line入力ある?)
[ここではMIXERとモノラルのマイク2本とあとマイクスタンド、ケーブルも必要]
3.だいぶ凝った録音の場合
さらに次となるとマルチトラックレコーディング(MTR)となります。最近はローコストなMIXER内臓のMTRが多く発売されているので選択もいろいろできます。
まずカセットを使った4チャンネルMTR。昔からあるアナログのオーソドックスな物で値段が安いのがいいですね。あとMDを使った4~8チャンネルのMTR。それとハーディスク内臓のMTR。このクラスになると何でも出来ちゃいますね。わかりますか?
[ここではMIXER内臓MTR、マイク、マイクスタンドがいります]
だいたいこんな所なんですが、3.まで行っちゃうとサイズの変更(EDIT)や他の楽器・コーラス等のダビングまで出来るのでかなり幅が広がると思います。どうですか?
もう少し具体的に何をやりたいのかを教えてもらえたら良かったのですが。また送ってくださいね。
深見 賢二さん
ボーカルにディストーションをかけようと思って、マイクとミキサーの間にディストーションのコンパクトエフェクターをつなげたのです。
しかしボーカルの音量は小さくなるわ、音量を上げようとミキサーのボリュームやゲイン、エフェクターのゲインを上げたりするとものすごくハウリングがでるわでうまくいきません。
ボーカルにうまくディストーションをかけ、かつ音量も十分になるような方法があれば教えて下さい。
お悩みのようですね?
まずMICを直接コンパクトエフェクターに繋ぐとインピーダンス(難しいので詳しくは述べませんが)等の問題もあり多分だめでしょう。
僕が実際にやる時は素のVocalに歪ませたVocalを足すという手法を行います。MTRを使ってる場合はまず普通にVocalを録ります。そしてMIX時にディストーションにSendで送り、元音とエフェクトされた音のバランスをとり一番良いと思われる場所を探します。この時エフェクトのリターンで必ずPHASEをチェックしてください。そしてどちかいい方を選んでください。
もしMTRがなくて一発で録音したいのであれば良く歪むギターアンプに直接MICをぶち込んでみてください。意外といい結果が出ますよ。
持田 茂さん
民生さんが使っているマーシャルのアンプの事ですが、確かJCM800だと思うんですが、マーシャルには他にもJCM?00などもあるのになぜこれなんですか?
そんなにこのアンプはいい音が出るんですか? 聞くところによればもうJCM800はもう生産していないって聞いたんですが、
今では貴重なのですか?
また真空管などを新しく換えたりしても、音は換える前と同じ音が出るんですか?
なんかしょうもない質問かもしれませんが、教えて下さい。よろしくお願いします。
こんにちは、奥田の楽器担当の筋野れす。<スージー>と呼んでくらさい。
まず、奥田のG・amp(ギターアンプ)ですがMarshall JCM8002203でス。
本人は、最後のMarshallといっていまス。
JCM800は音は抜けがよく、マスターボリュームが付いていてステージでは使い易いっス。
オールドは、マスターボリュームが無いため、かなり大きな音にしなくては良い音にならないのでステージでは、使いづらいっス。奥田は歌もあるので、歌を邪魔しないレベルで音を作ることができるMarshallアンプがJCM800になるのでス。
ちなみに、JCM800は80年代に作られた物で、JCM900は90年代に作られたもの、最近ではJCM2000なんてものもあるみたいッス。
JCM800は、それまでのオールド(1959 4inputなど)にマスターボリュームを付けた作りっス。
90年になり、JCM800シリーズは廃盤になりJCM900に切り変わりまス。JCM900は新しくいろいろな機能が付きそれまでとはちょっとかわるかな?JCM800とJCM900のあいだに、ジュビリー2550とゆ~モデルがありますが、これは日本で発売してないらしが、スラッシュ・シグネイチャーモデルは、このジュビリーらしい。真空管は、同じ物なら音は変わりません。パワー管(でかい方)は調整が必要なときがあるので店に出したほうがいいかも。
プリ管(ちいさい方)は自分でもだいじょうび!!
原口 直樹さん
ども。初めまして。
先日、3月2日のcanannball京都公演に行ってきました。新鮮な曲を楽しみならふと思ったのですが、ミキサーの人(客席真ん中にデデンと座っている人でしよね?)の作業は、レコーディングとライヴの時では、やっぱり変わってくると思うんですけど、具体的にどう違うのでしょうか?まあ、レコーディングは曲ごと、ライヴはセットリスト全体を考えた調整が必要になってくるのかな、と何となく思っていたのですが・・・。
出来ればよろしくお答えください。ぜひ。
僕はRecording EngineerなのでRecordingから見たLiveとの違いと言う事で話を進めてみましょう。
一番の違いはRecordingの前にはまだ楽曲が完成してないと言う事ですかね。つまり何も無い状態から一つの作品を作って行くのがRecordingで、既にある作品をいかにして観客に聴かせる、見せると言うのがLiveな訳です(僕の勝手な解釈なんで違うと感じる人もいるとは思いますが)。
そうなるとRecordingでは何の制約も無しに1つの曲の一番良いと感じるMixingを心がければいいわけです。それとマルチトラックレコーディング(多重録音)が一般的なので、たとえば1人でいくつもの楽器の演奏やコーラスが出来るのもRecordingならではの技法ですね。Liveは同時演奏が基本ですから。
それと時間の制約も基本的には無いので、納得がいくまで作業が出来る事も違いかも知れません。僕がLiveのエンジニアをやったら18:30の開演に間に合わないかも(笑)。
同じミキサーと言う仕事でも確かに違いがあるのだけれど、どちらもアーティストの表現しようと思っている事やサウンドをリスナーに伝えると言う点では一緒なんですね。だから基本は同じ。
ナイスな質問ありがとやんした。
sasakiさん
MixDownした後に、音のバランスを整えようとコンプレッサーをかける際に注意する点を教えてください。
MixDownした物にコンプレッサー(簡単に言うと音のレベルを整える機械)を掛けるのは
1、ピーク成分をつぶして音圧をかせぐ。
2、使うコンプレッサーによる音色の違いを利用してサウンドを作る。
3、楽器のバランスまで変わるので、Mix自体を変えたい時に使う。
等の理由が考えられます。
まず、Sasakiさんが使っているコンプレッサーの特徴を掴みましょう。たとえば極端に掛けてみたり設定をすごく変えてみるとかしてその機種の持っている「音」を知ってください。
それに他の機種があれば違いを聞き比べるのもおもしろいですよ。注意点としては深く掛け過ぎると低域が薄くなるのでイコライザー等で補正するのもいいでしょう。
ちなみに僕がトータル・コンプレッサーを使うのは、2番目の理由が大きいです。
たくさんいじって使い込んでください。
Emi Naraiさん
宮島さん、はじめまして。
最近ふと疑問に思ったんですが、マキシシングル「月を超えろ」の4曲目に入っているような ライブの音を現場で収録するのはDATなんでしょうか、もしくはMD?もしくはその他のものなんですか? 今だにDATもMDももっておりませんで、参考に(?)したいと思います。。
インタビューなどではDATを使っているケースが多いようですが音楽の現場ではどうなんでしょうか?
今だにDATもMDももっておりませんで、参考に(?)したいと思います。
Emiさん、「デジカメ隊が行く」の中の「ひとり股旅in武道館」をご覧になりましたか?
あの中に「ひとり股旅ビデオ」の収録模様を載せてあります。参考にしてくださいね。
ライブのRecordingが通常どのように行われるかは、その規模・会場の大きさ・予算等でまちまちではあります。一般的にはスタジオでのRecordingと同じシステムで収録されます。
「レコーディング・モービル」と呼ばれる大型バスや大型トラックを改造して中にミキシング・コンソール、2台の48chマルチトラック・レコーダー、その他の周辺機器を搭載したクルマがコンサート会場に横付けされ、その中で作業が行われます。従って普通はDATやMDでは無く、PRO用のマルチレコーダーが使用されます。ただし、「月を超えろ」の『MOTHER』は会場がライブハウスと言う事もあり、自宅録音で最近よく使われているA-DATと呼ばれている機械を使用しています。これはVHSのビデオテープを使い、デジタルの8CHで録音出来るレコーダーです。なぜ普通のDATやMDを使わないかというと、信頼性の問題もあるんですが2CHだと後で修正を加えられないことが大きいですね。
さて、DATとMDですが使用目的でだいぶ変わってくると思います。性能では圧倒的にDATなんですがあまりにもマニアック過ぎるでしょうね。たとえば自宅録音なんかでそのマスターにする、なんて使い方だとDATが良いと思います。だけどCDを録音するだけだったらMDで十分でしょうね。カセットも捨てがたいですが・・・・・。
深見賢二さん
曲中によくうまいタイミングでギターのフィードバック音が入っていますが、あれはどうやっているのでしょうか。というのは、僕のギターではフィードバックを起こそうとしてみても、フィードバックではなくハウリングが起こってしまうか、全然起こらないからです。フィードバックは、ギターをスピーカーに近づける方法で試みています。使っているギターはレスポールスペシャルです。緩やかに起こり始めるフィードバックをさせてみたいので、良きアドバイスを。
ギターのフィードバックと言うのは、一度のピッキングで音がずっと持続することを言います。CDの中にもよく聴かれますが、たとえばLIVEで曲の最後の音を「ジャーン」と弾いた時にその後「ヒー」とか「キー」って感じで音が鳴りっぱなしになる状態を言います。
このフィードバックが何故起こるかと言うと、
1.ギターを弾く、
2.アンプから音が出る、
3.アンプから出た音をギターのピックアップ(ギターに付いてるマイクの様なもの)が拾う、
4.その音がまたアンプから出る、
・・・・・・・・これが永遠と繰り返す訳です。
さて、そのフィードバックをうまく起こす要因ですがいくつかあります。まずアンプの音量、ある程度大きくないとダメですね。ここで大きく出せないと言う事でOverdrive等のエフェクターで歪ませ過ぎるとフィードバックよりも‘ハウリング’となる事が多い様です。次にアンプとの距離、これもあまり近いと‘ハウリング’となる事があります。3~5m離れても十分にフィードバックします。あと同じ距離でもアンプとギターの角度でも全然起こり方が変わってくるのでいろいろと試してください。電池で動く小さな練習用アンプのナチュラル・オーバードライブも以外と良いフィードバックが起きますよ。
長谷川 一郎さん
音響の専門学校のなかで、おすすめはどこですか?
また、宮島さんは、どちらの専門学校にいかれてたのですか?
はっきり言って分かりません。
以前同じ様な回答をしたと思いますが専門学校に行けばエンジニアになれるという保証は何もありません。
実際、レコード会社のスタジオやレンタル・スタジオが専門学校に多くの求人を出していると言う事実は否めませんが、学校=就職と言う図式は当てはまらないと思います。もしもやる気と努力があれば高校を出てすぐにスタジオの門を叩き、うまく仕事が出来る様になる事も不可能では無いはずです。
ある専門学校で毎年100人の卒業生がいたとします。その内4人がスタジオに就職できてアシスタント・エンジニアとして仕事をしたとします。そして4年後、4人の内2人は途中で辞め、残った2人の1人は未だにアシスタントとして働き、1人だけがエンジニア(ミキサー)として仕事をしてる・・・・・・・・
これはあくまでも仮想の話ですが現状としては実際こんなものだと思います。そして最後に残った1人は、その学校に行かなくて他の道を通ってもエンジニアになれたのではないかと思います。要はその人次第で何とでもなるのではないかと思います。長谷川さんもがんばってくださいね。ちなみに僕は港区の芝公園近くの専門学校に行きましたが学校へはあまり行ってませんでした。(銀ちゃんは後輩!)
hokazono keikoさん
こんにちは、はじめまして。早速ですが質問です。僕はバンドをやっているのですが、音作りがうまくいきません。
どうしたら、ハネム-ンや人間2や、手紙、悩んで学んでのような内臓に響くような音を作れるのですか?
できるだけ詳しく教えて下さい、お願いします。
大変遅くなりましたがお答えいたしましょう。この質問、とても抽象的で答えるのが難しいですが。
まず、この4曲で僕がMixingしているのは「人間2」「手紙」の2曲です。「ハネムーン」はNYで活躍しているJoe Blaney、「悩んで学んで」はLAのDave Wayという著名なエンジニアがMixingています。
さて、「内蔵に響くような音」、なんとも表現し難い言葉ですが。
最初に良い楽曲・良い演奏、これが一番大事だと思います。どんなに良い機材と素晴らしいエンジニアを使おうが「音楽そのもの」がダメだと上手く行かないと思います。だからエンジニアリング的な音作りの前に、「内蔵に響くような音」が出せる様、努力してみてください。上記の4曲、3人の違ったエンジニアでも同じ様に
「内蔵に響くような音」と感じるのは携わったエンジニアの音ではなく
「奥田民生」という一人のアーティストの音だからです。
堅苦しい事を書いてしまいましたが、エンジニアの立場から分析すると曲のテンポ、低音(特にBASS)等が関係してくると思われます。僕がサウンド作りで一番重要な1つと思っているBASSとKICK DRの処理、これに注意して音作りをしてみてください。何かのヒントになるかも知れません。
今度はもう少し具体的に質問を寄せてくださいね。
マコリンさん
奥田くんのG・amp(ギターアンプ)はMarshall JCM8002203とのことですが、私はJCM800のマスターボリュームがない(100W)のを使っています。
かなり大きい音を出さないと、いい音が出ません。
この場合、たとえば後付けでマスターボリュームをつけるとか、パワーアッテネーターを使うとかといった方法が考えられると思います。
さて、どのような方法がベストなのでしょうか。
また、マスターボリュームをつけるとすると、どういった付け方がベストでしょうか。
できるだけ詳しく教えてください。
これは専門的な内容なので奥田くんのギター・テクニシャンのスージーこと筋野くん(LIVEのステージでギターを取り替えに出てくるのを見かけた事あるでしょ?)にお手伝いしてもらいましょう。
「いろいろなやり方があると思います。パワーアッテネーターは、今のアンプを気にっているが、ちょっと音がでかい、でもアンプを改造したくない人にべんりです。マスターボリュームは、今持ってるアンプを、もっと使いやすくしたい人。
アンプ本体をいじるので度胸がいりますが、パワーアッテネーターと違い、アンプとスピーカーのつなぎは、通常どおりなので、こちらの方が自然かも。
あとは、パワー菅(大きい真空管)を二本抜いて50wにすることもできます。」(スージー談)
ギター・アンプはINPUTのボリュームを上げて行くとだんだん歪みが増えていき、いかしたデイストーションサウンドが生まれます。ですがMASTERボリューム(最終段にあるつまみ)が無いと破壊的なまでに大きな音になってしまいます。マコリンさんはこれで悩んでた訳です。
どうです参考になりましたか?(宮島談)
dns05573さん
カセツトテープの種類と品質を教えてください。
オクダ 「 ノーマル、クローム、メタル、だんだん良くなる、高くなる。
ちなみにわしはクロームが好きですけん。メーカーはTDK。」
ミヤジマ 「 カセット・マニアのオクダさんと言う方にコメントをいただきました。
ちなみにアルバム『井上陽水奥田民生』に収録されている『AとB』にはカセットテープに対する熱い思いが込められてます。
ちなみに僕はノーマル好きです、
あ!お呼びじゃ無かったですね、失礼いたしやした。」
yukiguni-kさん
家でオリジナル曲のデモテープを作りたいのですがどうやったらいいのかよくわかりません。
楽器もギターとキーボードがすこしできるくらいですがデモテープは作れるでしょうか?
「 何のためのデモテープか知らんけど、ギターと歌だけでも十分だし、要は曲がわかればいいのだ。
曲が良いやつの勝ちなのだ。」(奥田民生)
と言うように奥田くん直々にメッセージを頂きました。僕も同じ考えです。
何が目的のデモテープなのか?それを良く考えてくださいね。
西村健司さん
素朴な疑問なんですが、よくテレビに出ているドラマーがいないアーティストは誰がドラムをたたくって言うのを決めるのですか?
どこから呼んで来るんですか?教えて下さい。よろしくお願いします。
ミヤジマ 「 ヤマケンのおじさん、この人はなんでドラマーに限ってるのかなぁ?ベースの人とかじゃいけないの?」
ヤマケン 「 それはだな、この人がある特定のバンドについて質問しているからなのだ。
『よくテレビに出ているドラマーがいないバンド』といったら例のバンドしかあるまい。
この青年はきっとあのバンドのファンなのだ。だからドラマーなのだ」
ミヤジマ 「 おじさん、例のバンドって●色っぽい感じの人達の事?でもここはHIT&RUNのHPだからそげな人はおらんと思うよ。あれ~?僕が勘違いしてるのか!PUFFYさんの事だね、絶対。」
ヤマケン 「 死んでよし。」
ミヤジマ 「 え~~!ひどいよ~おじさん!」
ヤマケン 「 この根性なしが。なぜもっと食いついてこないのだ。それくらいでへこたれるでない。」
ミヤジマ 「 助けて~オクダのおじさん!」
オクダ 「 グレイ。」
ミヤジマ 「 きりんさんがすきです、でもぞうさんはもっとすきです」
ヤマケン 「 象ということはやはりその色で決まりだな。子供がぬりえに使うあの色だ」
ミヤジマ 「 ねーねー、だんだん話の内容がないよう!なんちゃって!
じゃなくて話の内容がそれてきてるんだけど、いったい誰がドラマーを決めてるの?」
ヤマケン 「 ランドだな」
ミヤジマ 「 あっ!助けて、銀ちゃん!!」
銀ちゃん 「 ワカラン!(キッパリ口調で)」(スタスタスタ・・・・・シ~ン)
ぽんきちさん
宮島さんはじめまして。つまんないお恥ずかしい質問ですが、1つ疑問があるのです。
「マキシ・シングル」ってどんなものですか。おばかで、すいません・・・
「マキシ・シングル」ここ何年かで良く用いられる言葉ですね。
これについての定義なんですが、ハッキリとしている訳では無いそうです。
いくつかの項目があるのでそれを記述してみましょう。
1.12cm CDであること
2.4曲までの収録(カラオケを除く)
3.3曲以上が一般的だが2曲でもありえる
以上を満たしていれば「マキシ・シングル」と呼ばれる要素を含んでいると言えるでしょう。
ただし例外もあるので何とも言えません。
とにかく製作者が「マキシ・シングル」と呼べばそれが「マキシ・シングル」であって、
僕が思うにはアーティスティック面を打ち出したり、ただの「シングル」とは違う受け取り方をリスナーにして欲しい場合に「マキシ・シングル」と呼ばれる物になるのではないでしょうか。
確実な答えが無くてごめんなさい。
今井倫敦さん
奥田サウンドを出すためにはマーシャルアンプとレイニーVC30-112だとどっちがいいのでしょうか?
ギターはレスポールスペシャルとエピフォンカジノを使っております
スペシャルとカジノだったらレイニーかな。でも最近はフェンダーベースマン。(奥田民生)
と言う奥田氏のお言葉でした。初の写真付きでお送りします。
マーシャルアンプと
レイニーVC-112
レスポールスペシャルと
エピフォンカジノ
最近お気に入りの
ギターとアンプ
【その後の今井さんからのお便り】
アンプについて質問させていただいたものですが、ご返答を参考にレイニーを買いました。
ありがとうございました
おみたさん
どうも、こんにちは。ちょっと気になったので教えて下さい。
スペースシャワーTVの「BBCレコーヂングセッション」で、
民生がアコギを弾いているときに別室(?)のような場所にいたのはなぜなんですか。
バンドのメンバーと一緒の場所でやると何か不都合なことでもあるのでしょうか。
おみたでした。
そうなんです、不都合な事が出てくるのですよ。というのもあのときの奥田君はお菓子をずっと食べつづけてたので、その音が漏れないようにしなくちゃならなかったのでした。
マイクを通してずっとボリボリ、ボリボリと音が聞こえていたので大変でした。
その時奥田君が食べてたのはベビースターラーメンのチキン味で、時々カレーせんの音も混じってたかな。おみたさんももう一回ビデオを注意深く見なおすとその音がきこえるかも。(By ヤマケン)
アホな発言はさておき、アコギ(アコースティック・ギター)の事ですがあのセッションの時、民生はドラムのまん前に居ましたよね。ご存知のようにドラムは音が大きくアコギは音が小さい、つまりアコギを録ろうとしているMICにドラムの音がたくさん入ってくると言う事なんです(これを『カブリ』と言います)。
ここで問題になるのはアコギの音がうまく録れないと言うよりもアコギを聞かせようとしてレベルを上げるとドラムの音まで変わってくるという事なんです。分かり易く言うと、近くに立ててあるドラム用のMICと少し離れたMICの音がミックスされ本来考えているドラムの音とは違った物になってしまいます。
だから他の楽器とは隔離された部屋(ブースと言いますが)にアコギをセットした訳です。
そうするとアコギのMICをどう加工しようが他の楽器に影響を与えない事になります。
アコギだけではありません、エレキ・ギターもオルガンも弾いているのは同じ空間ですが実際スピーカーが鳴っているのはブースの中なのです。
しかし完全にセパレーション(隔離)をとるのも絶対にイイとは言えません。少し位カブリがあった方が素敵な音になることも数多くあります。アルバム「井上陽水奥田民生」の『意外な言葉』は、全くセパレーションをとること無く同じ空間で演奏されたものなのです。
他の曲と少し違った雰囲気になっているのに気付いた方はいますか?ボーカルまでもが同じ空間でオーバーダビング無しに一発録りされたものなのです。
いろいろな録音テクニックを使っているのでそんな所にも注意してCDを聴いてみるのもおもしろいでしょう。
いや~いい質問だったねヤマケン!
Mitsuko Sakamotoさん
パパパパパフィーでしていた、浮遊隊のコツを緊急に教えてください。
お願いします。
「知らん。」(ミヤジマ談)
「コツはおまじない。4人が浮くと念じること。リーダーを決めたほうがやりやすい」(タヌマ談)
村山隆文さん
カセットテープの復活方法は?という質問があったので、
もしかしてお答えいただけるのではと思いメールします。
録音したMDを編集しようとしていたのですが、
まちがって「消去」してしまい1秒足らずでだいじなMDが、ただのMDになってしまいました。
TOCとやらが書き換えられるだけで、録音内容自体は上書きしない限り残っているはず!!!
と信じていまだにそのMDを保管しています。
何かよい方法はないでしょうか
あまり詳しくはないですが、お答えいたします。
残念ながら復活するのは難しいようです。TOC(想像ですがData管理をしている信号とでも考えましょう)の書き換えもMDの機種によっていろいろあるみたいです。
EJECTした瞬間に書き換えられる物や新しく録音した時に書き換えられる物など・・・・
実際には消去されてなくても、TOCのData上でそれを消去されたものと判断してると考えてください。
一応メーカーの「お客様相談室」に聞いてみてくださいね。
こんな答えしか出来なくてすみません。
ミヤタカさん
宮ちゃんいつもご苦労様です。
毎回ライブに行くと思うのですがその会場によって音の聞こえ方が結構違うと思うのですが、どれくらい音のなりが違うのですか?
小さいからといって音のなりが悪いというわけではないのですか?
小さなライブハウスと日本武道館のように大きな会場とではどれくらい違うのですか?
あと最近行った会場で一番音のきこえがいいのはどこでしたか?
あと大きな会場だと音の跳ね返りが遅いと思うので、音が後から聞こえてきますよね?
そういう時演奏している人は混乱したりしないのでしょうか?
どうぞ教えてください。
今回はLIVEを見つづけて半世紀に達しようかとする初登場のMr原田さんにご協力して頂きました。
それでは原田さん、どうぞ~!!
会場が違うとその会場の音響特性もまるで違うわけで、とりわけ会場のデカさでエコー感は大きく変わるし、壁が木製かガラスとか鉄製でも大きく変わるし床がむき出しか絨毯敷きかでも変わるし、お客さんが満員か少ない入りかでも変わるし、一番違うのは、そのお客さんの席がどこかで全然音は変わりますよねえ。
どれくらいっていっても、そりゃあもう大きく違うとしかいえませんですわ。
小さいライブハウスでもPAがそれなりにちゃんとしていれば良いところはいっぱいある。拾得とかユニコーン時代レコーディングもやったサッポロ・ペニーレーンとか、こないだスパゴーのライブがすごいいい音だった渋谷クアトロとかね。
しっかし外国の小さいライブハウスってのはだいたいいい音やねえ。
LAのロキシーとかウイスキー、ハウス・オブ・ザ・ブルース、SFのフィルモアー、昔のロンドンのマーキーとか音いいもんなあ。まあ出ているバンドがいいってのが一番にあるけど。外国は基本的に25年前からPAはフライング・システムだったもんなあ。 あとけっこう音はデッドなとこが多いかなあ。
最近音がよかったのは、大阪フェスティバルホール、渋公かなあ。
当然PAが爆音だとその跳ね返りでプレイヤーはやりにくいし、逆に壁の跳ね返りがひどいときはあえて爆音にしたりもする。
最近やりにくかったのは、『ひとり股旅』のときの武道館。
360度客席だったためものすごかったらしい。
原田公一